先日図書館で見た風景

椅子に座って静かに本を読んでいる中年の男性。そこへ中学生くらいの女の子がやって来て「ねえ、まだ帰らないの?」と、小声で聞いています。すると父親と思しきその男性は、「この、サルトルをもう数ページ読んだら」と答えています。「ああそう」と言ってその場を離れる娘。その後すぐ、本当に直ぐに寝息が聞こえます。私はまさかと思いその男性の方を見ると、天井を向いて口を開けて寝ているんです。イビキはかいていないから、病気ではないと分かりましたが驚きました。


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睡眠には哲学書が良いみたいです。但し彼の様にちゃんと読まなければいけません。 この話全然盛っていません。本当の話です。

 

図書館で本を持ったまま寝ている人を見かけるのは、何時もの風景です。イビキをかかなければ害は有りません。